アンニョンハセヨ!
今日は朝から雨が降っていましたが、夕方になりやっと雲が切れてきました。
明日は晴れるようです。
今日のレッスンで、初めて「濃音」の練習をした受講生は、「平音と濃音の区別が難しい」と
言っていました。確かに、私も「濃音」を最初に聞いたとき、平音と何が違うのか?
先生の説明も良く分からず・・・という感じでした。
ただ、自分が韓国人の先生に習うようになって、先生の発音を聞いているうちに
平音と濃音の差が良く分かるようになったのです。
その違いに気づくまでかなり時間がかかったので、初級で勉強を始めたばかりの受講生には
難しいはずですよね。
なので、私が気づいた「違い」「濃音の出し方」を、私なりに受講生に説明しました。
「濃音」は、激音のように息やツバを出さず、逆に息を飲み込む感じになります。
ポイントは、音が高く、喉をグッとしめたように音を出します。
私が自分で濃音の発音をするとき気づいたことですが、知らず知らずのうちに
勝手に目が大きくなっています(笑)
これは、何かを見つけて「あー」という時、特に感情を込めずに「あ、あった」という時は
特に表情は変わらないと思いますが、探していたものがやっと見つかったときの
「あー、あった!」は、絶対に目やこめかみが上に上がるはずです。
私はある時に、そのことに気づいて、それから濃音の時は目やこめかみを上げるつもりで
(実際にあげていましたが)、発音するようになり、結果的に濃音の音が出せるようになりました。
月の「タル」は平音なので、抑え気味に言います、初音は「タ」と「ダ」の中間くらい。
お面の「タル」は激音なので、思い切り息やツバを出して強く言う。
娘の「タル」は濃音なので、目とこめかみを上げるつもりで、息やツバは出さず喉をしめて言う。
日本語で「タル」は1つですが、韓国語では3つもあります。
一番難しいと思われる「濃音」について、ポイントを書きましたが、是非みなさんも
目とこめかみを上にあげながら発音してみてください。
くれぐれも、息やツバは出さないように!練習あるのみですね。
ファイティン!!