タクシーで会話レッスン

韓国語勉強法

アンニョンハセヨ!
またまた週末になりましたね、緊急事態宣言の延長で、またまたおうち時間が増えますが
韓国語学習の絶好の時間!と割り切って乗り切りましょう~

皆さんは、韓国に行った時の移動の手段は何ですか?
電車、バス、タクシー、レンタカー、いろいろありますが、私は韓国語の練習の為には
タクシーが最も良いと思っています。

ただし、一人で乗ることは不安を感じるかと思いますので、お友達や家族、誰かと
一緒の時に乗ることをお勧めします。

私がタクシーに乗る時、必ず決まったことをしています。
まず、助手席に座ります。二人で乗るのに、なんでわざわざ助手席?という顔をされても
断れたことはありません。
次にすることは、必ず「アンニョンハセヨ!」と挨拶してから行き先を告げます。
そうすると、大体の運転手さんは「あれ?韓国語できるの?」とか「どこから来たの?」と
話しかけてくれます。
話しかけてくれたら、もう「タクシーの中の会話レッスン」がスタートです。
自分がどうして韓国語を勉強しているのか?韓国の何が好きなのか?などを話すと、
今度は運転手さんが色々聞いてきます。
「どのくらい勉強しているのか?」「どこから来たのか?」「韓国でどこに行くのか?」
こんな会話を繰り返していると、とても親近感を感じて、今まで疑問に思っていたことが
一気に聞きやすくなります。

もともと、私も運転手さんとすぐに話せたわけではありません。
ある時、運転席の近くにカレンダーがあり、日本の祝日に〇がついていたの不思議に思い、
「どうして日本の祝日に〇がついているんですか?」と聞いてみたのです。
答えは「日本人が沢山来るからだよ」という事でしたが、なんと、そのあと私の韓国語に対する
注意が始まったのです。

「今、“ウェ”って言って聞いてきたけど、年上に聞くときは失礼になるんだよ。
そういう時は“オットケ”を使うべきだ。」と。
私はお教室で、「なぜ?」と聞きたい時は、“ウェ”と習ったのですが、実際には「失礼に当たる」と
言われビックリしました。その他にも色々教えてくれ、降りるまで私の先生となってくれました。
降りるときは、「先生、ありがとうございました。次に乗ることが出来たら、また続きを
教えてください」と言いましたが、残念ながら再会は出来ていません。
帰国後、韓国人の先生にこの話をすると、「“ウェ”は、「なんで?」という感じで、“オットケ”は
「どうして」という感じ」と教えてくれました。
教科書では習わないことを、タクシーの運転手さんが教えてくれたことが嬉しくて、これを
きっかけに、韓国での移動はタクシーをメインにして、必ず「会話レッスン」をすることに
決めたのです。

こんな感じで、タクシーに乗るたびに楽しい会話レッスンを続けていたおかげで
私の中に「タクシーの運転手さんは怖い」という概念はなく、それが逆に運転手さんにも
伝わるのか、運転手さんから色々なものを頂いたりしました。
お菓子やお餅、石鹸・・・日本のタクシーでは考えられないですよね。
きっとタクシーの運転手さんも、話したがりの日本人にびっくりしていたのかもしれません。

皆さんも韓国に行けるようになったら、是非、タクシーで「会話レッスン」を
やってみてください。
注意することは「一人では乗らない」、そして、中には日本人に対してあまり良い感情を
持っていない方もいますので、最初の「アンニョンハセヨ」のあと、し~ん・・・と
してしまったら、余り積極的には話さず、様子を見てポツリポツリと質問してみるのが
良いと思います。お天気の話題や、渋滞のことなど、当たり障りのない話題なら
大丈夫だと思います。

運が良ければ、会話のレッスンだけじゃなく、色々な情報を教えてくれる運転手さんに
出会えるかもしれませんよ!

ファイティン!!

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